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希少植物の咲く山
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Vol.3
11年7月3日(日)
野草仲間と連れだってショウキランを見に出かけた。その途中の道にかつて私がよく訪れたところがあり、早朝、池の水面に朝霧が立つ光景は素晴らしい。この池には季節ともなれば数千株のアヤメが咲くとことが池の名の由来なので、休憩がてら立ち寄ってみた。"ひょっとしたらアヤメの群生が"と期待していたがものの見事に肩透かし。
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カキツバタ |
カキツバタ |
カワラマツバ |
サワギク |
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ショウキラン |
目的地のショウキランの咲く山へ着き、木立の中の道なき道へ分け入って花を探す。ものの15分も経たないうちに"あった〜"との声。傍へ行ってみると凄い大株があった。これまでショウキランと言えば、1輪、2輪の花が林の中にひっそりと咲くというイメージ抱いていただけに、実際に現物を目にしてまずは驚いた。さらに場所を変えて探してみると、道路から見えるようなところに咲くショウキランが2カ所で見みつかった。
次は乗鞍高原でのラン探し。情報によれば数種類あるはずだったが、花の時季が過ぎていて枯れ落ちる寸前のノビネチドリが見れただけ。運が良ければギンランも見れるとのことだったがこれも空振り。しかし、目的地へ行く途中の道にはベニバナイチヤクソウが途切れることなく咲いており、どれにカメラを向けようかと迷うばかり。
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ハコネウツギ |
アヤメ |
ニッコウキスゲ |
マタタビ |
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オニノヤガラ |
オニノヤガラ |
ベニバナイチヤクソウ |
ベニバナイチヤクソウ |
林の中の散策路周辺ではゴゼンタチバナ、グンナイフウロ、バイケイソウなどがところどころに咲いていた。木道を一周して元の道を戻ると、往路では気が付かなかったキソチドリが数株。これもラン科の植物だからこれで2種類の花を見れたことになる。
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ゴゼンタチバナ |
ゴゼンタチバナ |
グンナイフウロ |
グンナイフウロ |
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バイケイソウ |
バイケイソウ |
キソチドリ |
キソチドリ |
この時期はどこへ行ってもヤマアジサイを見かける。散策路脇にも沢山咲いていて、枝ぶりの良さそうなものを見つけては撮影。ミヤマクワガタが1カ所だけ小さな群落を作って咲いており、撮影したものの思うようには撮れなかった。ヤマオダマキは被写体としては良い花だが、背景に恵まれないとなんの変哲もなく見えてしまう。この写真ではシラカバを背景に選んでみたものの、出来上がりはもう一つパッとしない。
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ヤマアジサイ |
ミヤマクワガタ |
ミヤマクワガタ |
ヤマオダマキ |
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ヤマアジサイ |
マタタビ |
ヒレアザミ |
ヤマホタルブクロ |
最後の目的地にもランがあるはずだったが見つけることができなかった。その代わり、偶然にもコバルトブルーの渓流を背景に咲くタカネママコナに出会った。ひょっとしたらミヤマママコナかもしれないが、いろいろ調べてみると、どちらも必ずしも標高の高い山だけに咲く花というわけではなく、この撮影場所に咲くこともあるらしいのでこの名を採用した。
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ムラサキシキブ |
クジャクチョウ |
ツルアリドオシ |
ヤマアジサイ |
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テリハノイバラ |
タカネママコナ |
タカネママコナ |
タカネママコナ |