伊吹山麓・2月の野草
Vol.2
09年2月4日(水)
今年は暖冬のため、伊吹山にはほんのわずかの雪しかなかった。ましてや麓には雪が全く見られない。写真的には、セツブンソウが雪の中から顔を出している姿などには季節感があって良いものだが、そう上手くはいかない。この時期に伊吹山麓でセツブンソウを撮るのは初めてのこと。まだほんの咲き始めで背丈も5cmあるかどうかというぐらいで可愛かった。
セツブンソウ。同じ個体をいろいろアングルを変えて撮った。
セツブンソウ。こちらは八重咲き。陽が当たるにつれて花が開く。
いつもセツブンソウが見られる三カ所のポイントのうち、1カ所は全く咲いてなかった。他の2カ所もチラホラといった感じ。東三河と比較すると開花時期には1か月ぐらいの差がある。帰り道、山東野を散歩したらイワナシの古い葉の間から芽が出ているのを見つけた。こちらも先が楽しみ。池のほとりにはネコヤナギが銀色に光っていた。
セツブンソウ。
フキノトウ
イワナシ
ネコヤナギ
ネコヤナギ
この下の写真は、西三河で2月2日に撮影したもの。いつもカタクリが咲く山でカンアオイを見つけた。後から調べてみると、どうやらイワタカンアオイのようだ。その下のロウバイのうち、左二つはソシンロウバイ。その右の花を見ると、花芯部が赤くなっているのがわかる。こちらは普通のロウバイ。
カンアオイも種類がいろいろある。これはイワタカンアオイ?
ソシンロウバイ
ソシンロウバイ
ロウバイ
ロウバイ