東三河・春の野草  

Vol.24


10年04月14日(水)
 昨年、初めてオオバウマノスズクサを撮ったがどうにも気に入らなくて再度の訪問。花は褐色と薄いクリーム色のツートンカラーで露出を合わせるのが難しい。今年はミカワバイケイソウの当たり年になるらしいという情報を得て自生地へ寄ってみれば、確かに昨年と比べると花数が多い。バイケイソウの仲間ではいち早く咲く。

オオバウマノスズクサ ミカワバイケイソウ
ホタルカズラ ヒメハギ

 オオバウマノスズクサを撮っていたら同じく野草散策をしている人に出会い、会話をしているうちにクチナシグサの自生地を教えてもらったので早速行ってみた。場所的にはある程度馴染みがあるところながら、花が咲いているところは駐車場から数百メートル離れたところ。途中で他の野草散策をしている3人連れのグループに出会い、一緒に花を探した。

クチナシグサ
ホウチャクソウ ノミノツヅリ カナビキソウ

 ここでは初見の花を3種類見ることができた。クチナシグサの他に、カナビキソウ、ヒメコウゾがそれ。クチナシグサは茎を真ん中にして二つの花が反対を向いて咲くのでどうやって撮ればいいのかいろいろ考えた。カナビキソウはとても小さな花で花径は2〜3mmといったところ。

ハナイカダ ハナイカダ ヒメコウゾ ヒメコウゾ
キンラン

 最後は東三河で最もお世話になっている里山。春にキンラン、秋にムラサキセンブリが咲くことで有名なところと言えばこの地方の野草好きの人ならば大抵想像がつくだろう。山の上の方まで行ってみたがキンランはまだこれから咲くのか、花数が少なかった。慰めにハルリンドウの白花を見せてくれた。

コバノガマズミ? ジャコウアゲハ イカリソウ ハルリンドウ(白花)


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