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東三河・春の野草 |
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Vol.23
10年03月03日(水)
久々の里山だった。白とピンクのハルリンドウを期待しての訪問だったが寒気のためか、花が開いてくれていなかった。その代わりほとんど傷んでいないシロスミレに出会った。この花は愛知県以北の比較的高原地帯に咲くと言われている。自生のものかどうかわからないが、珍しいので掲載した。ハルリンドウは何度か撮影しても、なかなか思うように撮れない花の部類に入る。これだけ固まって咲いていると華やかな感じがする。
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フイリシハイスミレ |
チゴユリ |
シロスミレ |
シロスミレ |
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ハルリンドウ |
登山道脇の斜面にはキバナイカリソウが点々と咲いていた。この花は藪の中に咲くことが多く、スッキリした背景で、なおかつ花の特徴を活かして撮るのは難しい。まあ、そうしたことも野草写真の楽しみと言えなくもない。逆に、コケリンドウは背丈が極端に低く、周囲の雑草に埋もれてしまう。できるだけ花冠が上に出ている個体を選んでの撮影。良い対象に恵まれれば半ば出来映えが約束される、とはいかないところがこの花の難しさ。
最後はちょっと足を伸ばして静岡県まで遠征。トキワマンサクの日本での自生地は、静岡県・湖西市、三重県・伊勢神宮、熊本県・小岱山の三か所しかないらしく、開花情報を得て現地へ走った。マンサクの漢字は「満作」と「万作」が見られるが、花名の由来からすると、花が枝いっぱいに咲くので豊年満作の「満作」に通じているという「満作」が正しいように思われる。
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コケリンドウ |
コケリンドウ |
ムベ |
ムベ |
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トキワマンサク |