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東三河・秋の野草 |
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Vol.17
09年11月03日(火)
前回東三河を訪れた時のイヌセンブリの写真がもう一つシックリ来ないので再度出かけた。この日は冬を思わせるような寒さで、いつものヤッケに変えてジャンパーをはおっての撮影。現地へ着いてみると、すでに3人ばかりの人が居た。どちらも地元の方のようで、やはりイヌセンブリ狙いだという。ところが肝心の花イヌセンブリのほとんどはもう咲き終わってしまったようで、1輪しか咲いていなかった。
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イヌセンブリ |
イヌセンブリ |
ムラサキセンブリ |
ムラサキセンブリ |
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ムラサキセンブリ |
イヌセンブリを撮った後、いつものムラサキセンブリのポイントへ。花は満開状態でより取り見取り。足元に木片があるのに気がついたので見てみると、「10月31日、ここでムラサキセンブリが21株盗掘された」ことが書いてあった。先日は別の場所でも穴ぼこだらけだったが、心無いことをする人が居るもので誠に嘆かわしいかぎりだ。それはそうと、前回は気がつかなかったけどミカワマツムシソウが咲いているのを見つけた。背丈が小さかったのでうっかりすると見落としそうだった。
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ムラサキセンブリ |
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リンドウ |
リュウノウギク |
ミカワマツムシソウ |
ミカワマツムシソウ |
センブリもチラホラ咲いていたが、やはりこれも前回より数が減っている。こちらも盗掘。別の日に盗掘を目撃した人の話によれば、どうやら地元の人が採っているらしい。しかも毎年のことのようで、悪びれた様子もなかったという。これではここのムラサキセンブリがいくらあっても、近いうちに絶滅してしまいそう。山の所有者は縄張りをしたり看板を立てて盗掘などをしないよう呼びかけているが、全く効果がなさそうだ。なんとかできないものか。