陶史の森
Vol.2
08年6月9日(月)
梅雨の晴れ間。時々小雨がパラつくものの思いがけず空は薄日が射している。午後には雷雨もあるという予報だったが、それはその時のこと。とにかく天気が持つ間でかけてみようと、岐阜・東濃の湿原に向かった。陶史の森には散策路が縦横に張り巡らされており、歩く場所にはこと欠かない。この日は、今まで一度も歩いたことがない路ばかり選んでみた。しかし、春の花が終わり、夏の花にはまだ早い時期だったせいか、花数は少なかった。
ササユリ
モウセンゴケ
トウカイモウセンゴケ
ツルアリドオシ。下段右端の個体は二つの花が合体したものか、花弁が8枚、シベも8本あった。
花を探していたらトンボによく出会い、花はそっちのけでトンボばかり撮っていた。オオシオカラトンボ以外はどれもイトトンボの仲間だと思っていたら、帰宅してから写真を見てみると珍しいトンボがあった。名をグンバイトンボといい、中脚と後脚に軍配状の白い部分があることが名の由来だという。ニホンカワトンボはかつてオオカワトンボ、ヒガシカワトンボと呼ばれていたものが2007年に和名が統一されたもの。因みに、ニシカワトンボもこのときからアサヒナカワトンボと呼ぶようになったそうだ。
バイカツツジ
バイカツツジ
グンバイトンボ
グンバイトンボ
ニホンカワトンボ
アジアイトトンボ
モノサシトンボ?
オオシオカラトンボ