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ユキワリイチゲの里
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Vol.5
12年3月19日(水)
この場所へ通い始めてからもう５年にもなる。始めて来たときは花数の多さに圧倒されたが、最近ではほとんど群生写真を撮ることがなくなり、もっぱら群生地へ下りる路の途中で撮ることが多くなった。群生地ではどう頭を捻って考えても良いアングルが見つからず、背景がすべて暗くなってしまうからだ。その点、通路では背景に木立があり木洩れ日も射すのでいろいろなシーンを撮ることができる。
ユキワリイチゲは花が全開してしまうと可愛らしさが半減するような気がして、いつも半開きぐらいの時間に現地へ向かうことにしている。撮影場所は常に逆光状態で私の好みに合っている。この日も朝１０時ぐらいに現地に到着。花が開くのを待つあいだ川岸の土手に咲くホトケノザを撮影した。できるだけ春の華やかな感じを出したいと思って、絞り値はハイキーとまではいかないものの明るめに設定。
