ユキワリイチゲの里  

Vol.6

16年3月17日(火)
現地へ着いてまず驚いたのは花が極端に少なくなっていたこと。敷地の中心部にはそこそこ数があったものの、周辺部はすっかり無くなっていた。よく見ると側溝脇には黒い土が盛り上がっており、溝さらえをしたときの土をここに捨てたのではないかとも思える。しかし、撮影のメインはここではなく別の場所だから大して影響は受けなかったものの、それでもなんだかおかしい。

ユキワリイチゲ
ユキワリイチゲ

いつものことながら、「これまでとは一味違う写真を」との想いで撮影に臨むのだが、背景が変わるわけではないので目新しい写真を撮るのはなかなか難しい。ここでは光をうまく活かした画像にすることが求められる。撮影している間にも刻々と光の状態が変化するのでシャッターを切るタイミングを慎重に合わせる。それでもイメージ通りに撮ることは至難の業。

ユキワリイチゲ
トウゴクサバノオ

次に、シロバナネコノメソウを期待して鈴鹿山麓を訪れたが時期尚早。花芽どころか蕾さえ見当たらなかった。それでもトウゴクサバノオがいつになく花数が多かったのがせめてもの救い。ただ、撮影となると作品にできるような花には出会えない。まあ、ダメ元で出かけたのだからこんなところかもしれない。それとスミレやヤマルリソウがほとんど見られなかったのが気にかかる。

ホトケノザ タチツボスミレ ヤマルリソウ スズシロソウ



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