湖西の渓流に咲く花  

Vol.7

14年4月11日 (金)
昨年の春、渓流の水しぶきがかかるような場所に咲くサンインシロカネソウを発見して以来、この場所がすっかり気に入ってしまった。この花を見る度に「こんなに小さな花だったか」といつも同じ感想を抱く。空はわずかに薄曇りで風もほとんどない。こんなときが野草撮影に最適な気象条件。ただ、花は昨年より少なめだったが、いろいろな場所に咲いていてくれるので被写体に事欠くことはない。マクロレンズの調子が良くなかったため、今回はすべて28mmの固定焦点レンズを使用した。

サンインシロカネソウ
サンインシロカネソウ

最初のうちは絞り値をf6.3〜7.1ぐらいに設定して撮影したところ、カメラの液晶画像を見てみると岩肌がボケ過ぎて迫力が感じられなかった。そこで今度は絞り値をf8.0から9.0に変更して撮り直し。本来ならばスローシャッターで撮るべきところであったが、時には水中に足を踏み込んでの撮影で三脚が立てられるような場所ではなく、すべて手持ち撮影。それはそれでほとばしり下る水の飛沫が玉ボケになったりして一味異なる写真になった。まあ、こんなのもアリかもしれない。

サンインシロカネソウ キンキエンゴサク オオイワカガミ トキワイカリソウ


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