湖西の渓流に咲く花  

Vol.1

11年4月10日 (日)
 湖北には数年前にも訪れたことがある。そのときは山登りであったので早朝5時半ぐらいに自宅を出発した記憶がある。今回はサンインシロカネソウが主目的であったので、あまり早く現地へ着いても花が閉じている可能性もあり、10時頃に現地へ到着できるように予定を立てた。事前の情報によれば、花の最盛期にはまだ少し早いかもしれないとのことで、少し心配もしていたが、それは杞憂に終わり、頭に赤い帽子を被り、俯き加減の可愛い花を咲かせて待っていてくれた。

サンインシロカネソウ
サンインシロカネソウ

 この日のもう一つの楽しみはトウゴクサバノオ。同じキンポウゲ科の花だけあって、姿形は良く似ている。ところがいつもの群生地には姿が見えず、その少し手前の土手に数輪咲いていただけ。まだ時季が早かったのだろうか。ここではミチノクエンゴサクやニリンソウも見ることができた。ミチノクエンゴサクはヤマエンゴサクと花の形はよく似ているが、葉の切れ込みが深く、一見してその違いがわかる。ニリンソウはまだ咲き始めたばかりで花数は少なかった。

トウゴクサバノオ
ミヤマカタバミ ミチノクエンゴサク ミチノクエンゴサク ニリンソウ



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