木曽路の野草  

Vol.27

15年10月8日(木)
木曽路のこの場所へは春から初夏にかけて3〜4回、秋にはダイモンジソウを求めて訪れる。今年はことのほか夏の気温が高く季節の進み具合が例年より1週間ほど早いような感じがしている。ダイモンジソウの撮影はいつも10月中旬なのだが花の時季に遅れてはならじと早めに訪れた。いつもの場所へ行ってみると、なんと肝心の花はチラホラといった感じ。しかも蕾をつけた花もなく変だなあと思っていたら近くに居合わせた人が「今年の大雨で流されたようだ」と言っていた。

セキヤノアキチョウジ
ノコンギク ノコンギク ノコンギク アケボノソウ

その代わり途中の路にはセキヤノアキチョウジ、ノコンギクなどが小群落を作って咲いていた。ダイモンジソウを諦めて帰ろうとしたところ、先ほど出会った人が「この奥の岩場にダイモンジソウが沢山咲いていた」との話だつたのでUターンして行ってみるとかなりの数のダイモンジソウが岩のアチコチに咲いていた。しかし、写真的には絞り不足で出来映えはイマイチ。

ダイモンジソウ
ダイモンジソウ

次の目的地は西三河。ここも数年来通っているところで、渓流の岩場にダイモンジソウが咲く。今年は花数が多いの結構なのだがちょっと多過ぎて写真を撮るには的が絞り辛かった。なんとも贅沢なものである。撮影にとりかかったのが午後4時過ぎだったせいか、光量不足により画像が青カブリしてしまい、ホワイトバランスの調整には苦労した。

ダイモンジソウ
ダイモンジソウ



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