南信州・奥三河 夏の野草  

Vol.1

08年6月14日(土)
 ちょっと面ノ木の様子を見てこようと出かけた。目だった花はクリンソウぐらいのもので、他にはフタリシズカ、ミヤマナルコユリ、ギンリョウソウがわずかに咲いている程度だった。ジガバチソウ、ウメガサソウは蕾。湿原にはまだ花が見られず、やはり平地と比べるとかなり遅い。花を探していたら二人連れの男性がカメラを構えていたので、お目当ての花を聞いたら"ウメガサソウだけどまだ蕾の状態"とのこと。咲いていた場所を聞いたらわざわざ戻って案内していただいた。

ウメガサソウ(蕾) フタリシズカ ミヤマナルコユリ ギンリョウソウ
タチイヌノフグリ コウリンタンポポ ヤマトユキザサ 

 次に向かったのは蛇峠山。冶部坂峠を一回りしてから馬の背まで車で登り、頂上の電波塔のあるところまで歩いた。こちらも咲いていたのはわずかで、レンゲツツジを除けば目立たない花ばかり。タニギキョウがまだ咲いていたのには驚いた。上の欄に載せたヤマトユキザサはヒロハユキザサに似て、名称に確信を持つことはできなかったが、四季さんのご教示と、いがりまさし氏の「撮れたてドットコム」の解説で「もっともわかりやすいポイントは花序の軸。ヒロハユキザサは緑色で毛がまばらだが,ヤマトユキザサは赤味を帯び毛が多い。」とのことで決定。

マイヅルソウ タニギキョウ オオヤマフスマ オオヤマフスマ



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