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乗 鞍 岳 |
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Vol.10
13年7月31日(水)
昨年乗鞍岳を訪れたときは、肩ノ小屋口から肩ノ小屋へ向かう登山道のほとんどが雪に埋もれており、登るのに大変苦労した。今年は7月も末のことだから大丈夫だろうと思って同じコースを登ってみたところ、登山口から僅かに登った辺りからやはり登山道は雪の下。どうやら登山道が先年の大雨で崩壊して大雪渓が張りだしてしまったようだ。これでは花も咲くはずがなく、見られた花と言えば登山口付近のコバイケイソウと途中の道でチングルマ、ハクサンシャクナゲが僅かにあった程度。
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チングルマ |
チングルマ |
キバナシャクナゲ |
キバナシャクナゲ |
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コマクサ |
コマクサ |
コバイケイソウ |
コバイケイソウ |
おかげで早々と肩ノ小屋に到着。ここからはとりあえず富士見岳に登り、畳平を一巡りしてから桔梗ケ原まで脚を伸ばすことにした。富士見岳ではコマクサ以外にはミヤマダイコンソウがほんの少しあっただけ。畳平のお花畑はハクサンイチゲがほとんど咲き終わり、カラマツソウの群生の中にミヤマクロユリがポツポツ。同じクロユリでも北海道に咲くものは少し大型で花弁の色がより黒く、エゾクロユリと呼ばれている。
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ミヤマキンポウゲ |
ミヤマキンポウゲ |
ミヤマクロユリ |
ミヤマクロユリ |
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ヨツバシオガマ |
アオノツガザクラ |
ミヤマキンバイ |
ハクサンイチゲ |
掲載した画像の撮影場所は必ずしも歩いた道順通りに並べてあるわけではなく、ヨツバシオガマ、アオノツガザクラは肩ノ小屋付近、ミヤマキンバイは畳平のお花畑。ハクサンイチゲは大黒岳の山裾といったように、画面構成の都合で異なる場所の花が混在している。ヨツバシオガマの白花はたった1株だけ咲いていた。写真的にはあまり褒められたものではないが、珍しいこともあってあえて掲載したもの。
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コケモモ |
ミネズオウ |
ミヤマダイコンソウ |
ヨツバシオガマ |
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穂高連峰 |
畳平 |
南アルプス |
穂高連峰 |
山は午前中晴れていても午後には雲がかかることが多い。この日も肩ノ小屋へ着いたときは良く晴れて空気も澄んでいた。いつもはあまり風景を撮らない私でもこの日ばかりは撮ろうという気になった。下欄のテガタチドリは道路脇に小群落を作って咲いていたもので、これだけまとまった数があるのは初めて見た。乗鞍岳ではイワギキョウがほとんどでチシマギキョウはあまり見かけず、その点、木曽駒ケ岳とは対照的である。
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テガタチドリ |
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イワギキョウ |
イワギキョウ |
ウサギギク |
コウメバチソウ |