東三河・秋の野草  

Vol.38

12年10月29日(月)
先週に引き続いて東三河での野草散策は、まずイヌセンブリから。前回の訪問時は夕暮れ近くだったので、全体に青みがかった画像が多かった。今回は陽が当たっている時間にと午前10時には現地へ着くように自宅を出発した。光の回り具合が良かったため適度なコントラストが得られ、絞り値も深くしたので画像もシャープになった。できることなら背景だけは緑色を基調としたかったのだが、そう何もかもうまくはいかない。

イヌセンブリ
イヌセンブリ

次はムラサキセンブリ。前回とは場所を変えての撮影。さすがにここは花数が多く被写体には事欠かなかった。とはいうものの、一時と比べるとやはり減っている。ムラサキセンブリはこれまで数多く撮っているので、今回は多少なりとも新鮮味が感じられる写真をと心がけたつもり。自然環境の中で花の状態に合ったライティングを考えるのはなかなか難しいが、中にはそこそこ満足のいくものもある。

ムラサキセンブリ
ムラサキセンブリ

最後はセンブリ。2週間ぐらい前からこの花を探していて、ようやく綺麗に咲いている花に出会えた。しかし、撮影環境がイマイチで写真的には不満の残る結果となった。センブリ三姉妹を撮るといよいよ野草シーズンも終了間際という感じになる。来月に入って海辺に咲く花を訪ねると今年の花も終わり。その後は探鳥の季節。昨年は鳥が少なくてバーダー諸氏は嘆いていたが今年はどうだろう。

センブリ センブリ センブリ コウヤボウキ



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