金環日食  


12年5月21日(月)
名古屋地方では932年ぶりという金環日食。次に見られるのは29年後だそうで、それまで命がもつかどうか(笑)。という訳で今回はまさに千載一遇のチャンス。もちろん日食グラスは用意してあって、あとは天気が晴れることを祈るばかり。さて、その当日朝の天気はというとスッキリしない曇り空。時々太陽が雲に隠れ、果たして金環日食が見れるかと心配した。ところが日食が始まると次第に雲が薄くなり、金環状態のときには太陽がある部分の空だけほとんど雲のない状態になった。ラッキー!。

撮影に際しては、三脚が故障のため使用できず、どうしようかと考えた挙句、手ぶれ防止のため物干し台の竿を置く部分にレンズを載せて撮影することにした。使用カメラは、Canon EOS-60D。レンズは Canon EF100−400mm L IS。シャッタースピード、絞り値は全自動。ピントを合わせるには、ファインダーで直接太陽を見ると日食網膜症になる危険性を伴うため、カメラのライブビュー機能を活用した。この方法ならば液晶画面でピント合わせができるため、直接太陽を見ることなく撮影が可能。下欄の写真は、ズーム位置をレンズのテレ端(400mm付近)にセットして撮影し、画像を見やすくするため、適当な大きさにトリミングしたもの。

月の影で徐々に太陽が欠け始める。
金環日食は、月の中心と太陽の中心がほんの僅かずれている。

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