北陸の野草  

Vol.5

14年10月19日(日)
昨年この地を訪れたのは9月29日と10月29日の2回。最初のときは花数が少な目だったので再度の訪問となり、そのときは多くの花を見ることができた。そんなこともあって、今年は昨年より10日早く訪れることにした。ところがどうしたわけか、花のほとんどは咲き終わっており無残な姿をさらけ出していた。「ユキミバナ(雪見花)」は雪が舞い落ちる頃まで咲き続けるのがそもそもの名の由来であるはず。どうやらその名に拘り過ぎて出足が遅れてしまったようだ。

ユキミバナ
ユキミバナ

花の咲く場所は渓流の辺で、鬱蒼とした杉木立の中で渓流を背にして静かに佇んでいる花姿をイメージして出かけたのだが、ほとんどの花は山側斜面の雑然とした草叢の中。これでは背景を活かそうにも手の施しようがなく、勢いマクロレンズ中心の撮影となった。せめて光を取り入れてみようと苦心惨憺して構図を考えた。花数そのものが少なかったので下欄はすべて同じ個体。まあ、苦労の片鱗でも感じていただけたら・・・。

ユキミバナ



inserted by FC2 system