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西三河・春の野草 |
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Vol.3
09年5月29日(金)
ふとしたキッカケで今まで全く知らなかった湿原があることがわかり、早速訪れてみた。本当は、エンシュウムヨウランがお目当てだったのだが、いざ現地へ行って湿原内を歩いてみると、湿原というより湿地。そこにはナント、ヤマトキソウが咲いていてびっくり。この花は、数年前から折にふれて探していたのだけれど、なんとしても見つけることができなかった。それだけに、出会えたときは嬉しかった。それにしても、群生と言えるほどの数があったのには二度びっくり。
湿地と言っても、なんら管理されている様子もなく、いわば知られざる存在のようだ。敷地の中はトウカイモウセンゴケが脚の踏み場もないほど生えており、踏まないように注意して歩く。目的の花は見つけることができなかったが、後から調べてみるとどうやら見過ごしてしまったようだ。湿地を出て、近くにあった小道へ何気なく入ってみたら、ジガバチソウが数株咲いていた。これまで見たものよりかなり大型でこれにもびっくり。
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モウセンゴケ |
モウセンゴケ |
トウカイモウセンゴケ |
トウカイモウセンゴケ |
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ジガバチソウ |
湿原といえば、ハッチョウトンボが付きもの。ここでも数は少なかったものの、やはり真っ赤で小さな姿を見ることができた。モウセンゴケ、ハッチョウトンボには玉ボケの背景が良く似合う。ソヨゴの木も久しぶりに見た。撮影しようとしたら風が出てきて思うように撮れず。まあ、こんなものか。今日は、期待していた以上に収穫が多い一日だった。