伊吹山五月の花
Vol.2
06年5月1日(月)
今年は冬に雪が多かったこともあって山の春は遅い。地元の人の言葉では1ヶ月近く花が遅れているとのこと。伊吹山もこの時季であればイカリソウやヒトリシズカが見られるはずなのに、いくら探しても見つからなかった。その代わり、ヒロハノアマナが草原を埋め尽くし、カタクリはいつもの場所に今年も咲いていた。
ヒロハノアマナが足の踏み場もないくらい咲いていた。
午後から出かけたのでカタクリは花が反り返ってしまっている。
春は野山へ出かけると必ずスミレを見ることができる。この日もいろいろなスミレを撮った。名前がわかるといいのだか、残念ながら写真を見ただけで "この名前" と名付けられるほどの自信がない。
いろいろな形をしたスミレ。
ヒロハノアマナに次いで多かったのはニリンソウとヤマエンゴサク。どちらも大きな群れとなって草原のアチコチに咲いていた。咲き始めてまだ日が経っていないのか、勢いが良く光輝いているようだった。
ニリンソウ。白さが眩しいくらい。
ヤマエンゴサク。花によって微妙に色が異なる。
林道ではヤマブキやヘビイチゴの黄色い花が目立つ。散策路の林床にはエンレイソウ、ヤブレガサなどが目立たない姿でひっそりと咲く。登山道脇にはハクサンハタザオやカテンソウなどの小さな花が見られた。
ヘビイチゴ
ヤブレガサ
エンレイソウ
カテンソウ
ハクサンハタザオ
ヤマブキ