春 の 畦 道  

Vol.3

11年2月5日(土) 久し振りの畦道
 今日の天気予報は曇り。朝起きて外を見ると薄曇りながら晴れていた。そうなると出かけねばなるまい。先日訪れた郊外の田んぼにコチドリ目当てで訪れた。というつもりだったが、いくら探せどもコチドリの姿はなし。こういうこともあろうかと、いつもリュックサックには数本の交換レンズを入れている。すでにカメラに装着してあるレンズを望遠ズームから100mmマクロに取り替えて野草撮影に切り換えた。ところが田んぼの畦道はいずこも綺麗に刈り取られていて、野草も生えていない状態。数十分車を走らせてようやく花の咲く場所を見つけた。

コハコベ タネツケバナ タネツケバナ タネツケバナ
オオイヌノフグリ オオイヌノフグリ トキワハゼ トキワハゼ

 この時期に咲く花はおおむね相場が決まっている。その中でも一番好きな花はノミノフスマ。小さいながらも形が整っていて花弁の柔らかな質感がなんともいえず美しく感じられる。また、茎や葉のバランスが良く、写真に撮りやすいのも好きな理由の一つ。そんなわけで7枚も掲載してしまった。トキワハゼはサギゴケと見間違いやすいが黄色の斑点や葉の形などでなんとか区別ができる。

タガラシ ノミノフスマ ノミノフスマ ノミノフスマ
ノミノフスマ

 タネツケバナは写真に撮る場合はなかなか難物。あまり花数が多くてもまとまりがつかないし、かと言って少なすぎてると淋しい感じがする。それに、上を向いて突っ立っているだけなのでカメラアングルには気を遣う。ホトケノザはもう終盤。代わってヒメオドリコソウが咲きだしている。例年ならばもう少し早くみられるのだろうけど、年初からの寒波で生育が遅れているようだ。

ハハコグサ ヒメオドリコソウ ホトケノザ ホトケノザ



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