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花の名山めぐり 2009 〜 プロローグ 〜


[ 再び東北の山へ ]
 2年前、初めて東北の早池峰山、秋田駒ケ岳、八幡平、栗駒山、月山、蔵王山を訪れた。引き続いて昨年もと考えていて、計画を練っているさ中に「岩手・宮城内陸地震」が発生。しかも、その旅行計画のメインでもあった焼石岳・栗駒山付近が震源地とあって、計画そのものを断念せざるをえないこととなった。因みに栗駒山へはあれから2年を経た現在でも入ることができない状態となっている。こんな事情もあって昨年は長野県の山めぐりとなった。 

 今年はちょっと趣を変えてと、北海道の山で固有種が豊富なことで有名な「アポイ岳」「夕張岳」をメインに、ニセコアンヌプリ辺りへ行くつもりで6月中旬頃から情報収集を行っていた。調べていくうちに、どうやら目指す山の花の見ごろは計画を立てているまさにその時の6月中旬らしいことが分かってきた。いくらなんでも現地の詳しい状況も知らないまま出かけるわけにもいかず、結局は次の機会の楽しみにとっておくこととした。

 さて、今年の夏はどうしたものかと思い悩んでいたが、やはり東北の山への想いが断ち切れず、昨年沙汰やみになった計画のうち、日程的にどうしても収まりが悪くなってしまう鳥海山を切り離して行くこととした。ただ、鳥海山だけではもったいないので近くにある月山も日程に加えた。月山は2年前に行ったとき、昼近くから大雨に見舞われ、急遽の下山を余儀なくされたこともあって、「今年こそ」との想いも手伝っての旅程。

 昨年までは、旅行会社の「フリープラン」をベースに日程を決め、宿泊先のうち民宿の予約だけを自分で行い、飛行機・レンタカー・ホテルの予約はすべて旅行会社に依頼していた。今回は旅行計画を立てるのが遅かったため、これらの予約をすべてインターネットによって自分で行うこととし、まずは往復の航空券の確保を確認してから宿、レンタカーを予約。すべての準備が整ったのは7月6日。なんと出発日の2週間前というきわどい作業となった。

 心配なのはやはり雨。東北へ旅立つ1週間前の7月14日、気象庁から「関東地方が梅雨明けした模様」との発表がなされた。例年、関東が梅雨明けすれば東北地方もそれほど間を置かずに開けるので、「幸先よし」と一安心。出発日の朝の東北地方の天気予報は、「7月 21日(火) = 雨、22日(水) = 曇り、23日(木) = 晴れ、24日(金) = 晴れ後曇り」と、まずまずの天気。(結果はとんでもなく外れてしまったが・・・)

[ 旅行日程 ]
 今回は、鳥海山とそのコースの途中にある月山だけなので例年のほぼ半分の日程。レンタカーの走行予定距離も500kmを少し超える程度だからある程度余裕を持って行動できそう。

2009年

主     な     行     先

7月21日(火)  中部国際空港 〜 仙台空港 〜 湯殿山 〜 鳥海山麓・象潟(きさかた)
7月22日(水)  鳥海山麓・象潟〜 鳥海山五合目・鉾立 〜 鳥海山山頂・御室小屋
7月23日(木)  鳥海山山頂・御室小屋 〜 鳥海山五合目・鉾立 〜 羽黒山
7月24日(金)  羽黒山 〜 月山 〜 羽黒山 〜 鶴岡I.C 〜 仙台空港 〜 中部国際空港

[ 撮影機材 ]
  今回は、2日目に山小屋泊が含まれているので登山時の携行品が多くなったのはやむをえない。その代わり、いつも持参する「70-300mm ズームレンズ」は持っていかないこととした。これだけでも700g 余の重量が減ることになる。また、三脚も使用頻度が少ないのでこれも持参せず必要最低限の装備に留めた。その他はほぼ例年と同じ。

 ●カメラ
  1. Canon 20D
  2. レンズ 10mm〜22mmズーム、 24mm〜105mmズーム、90mmマクロ

 ●その他
  1. ストレージビューワー EPSON P-2000 40GB・・・CFカードデータ読込用


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