--- 北信州・秋の花旅'13 ---

旅   行   日   程    ( 2013年)
9月7日(土)
曇り後雨

 

名古屋IC -- (東名高速道路)   --  小牧JC --  (中央自動車道)  -- 岡谷  --  (長野自動車道) -- 更埴JCT --   (上信越自動車道)  -- 信濃町 --  R18 -- 柏原小入口 -- K36 -- 戸隠高原 -- K36 -- 柏原小入口 --  R18 --  杉野沢入口 -- K39・K96・K97 -- 沼の原湿原 -- K97 -- 中央橋西 --  R403・R292・K471 --  奥志賀高原
9月8日(日)
雨後晴れ
奥志賀高原 -- K471・R292・K66 -- 南志賀 -- K66・K351・K112 --  末広町 -- R403 -- 須坂長野東IC -- (上信越自動車道)  -- 更埴JCT --  (長野自動車道) -- 岡谷 --  (中央自動車道)  -- 小牧JC -- (東名高速道路)  --  名古屋IC


9月7日(土)
花旅で秋の信州を訪れるのは稀な事。この日見たかった花はオオシラヒゲソウ。ネット情報を頼りに出かけ、現地へ到着したと思ったら直ぐに雨が降り出した。天気予報である程度は覚悟をしていたのだが、こうもドンピシャで予報が当たると少々恨めしい気分。とは言え、せっかく来たのだからと傘を手にしていざ撮影開始。オオシラヒゲソウは何処に、と探すまでもなく歩き始めて間もなく発見。名前の通り、一般のシラヒゲソウより一回り大きい。観光地だけあって絶え間なく人が行きかい、撮影していると時々通りがかった人から花の名を尋ねられた。

オオシラヒゲソウ
オオシラヒゲソウ オオシラヒゲソウ アケボノソウ ツリフネソウ

次に向かったのは斑尾高原。ここは春にミズ゛バショウ、リュウキンカを撮影したところで今回が三度目の訪問。季節が変わって湿原内はすっかり葦に覆われていた。散策路の木道脇でもオオシラヒゲソウが連なって咲いていたが写真的にはとても絵にならない。この間にも雨は間断なく降り続き、しかも雨脚が強くなってきた。何も撮らずに帰るわけにもいかず、カメラが濡れるのを気にしながらの撮影。程よく霧が出て雰囲気としてはまずまずといったところ。次の目的地は志賀高原。宿へ着いてから明日に備えてロケハン。

キツリフネ キツリフネ キツリフネ ツリフネソウ

9月8日(日)
志賀高原へは高校時代のサマーキャンプ、就職して間もない頃にスキーで訪れたことがあるぐらいで、野草撮影目的は初めての経験。朝靄が立つのを期待して早朝に起き出してみたものの、外はやはり雨。それどころか大雨警報すら出ていて、こんな日に撮影? と一瞬ためらいを覚えた。しかし、同行メンバーは雨を気にする様子もなく、いそいそと撮影の準備。その根性には恐れ入るばかり。高原にはエゾリンドウ、ウメバチソウ、ハナイカリ、アキノキリンソウなどが一面に咲き、その中に咲き残ったヤナギランがポツポツと点在していた。

エゾリンドウ
エゾリンドウ アキノキリンソウ ハナイカリ トリカブト

最後の目的地は南志賀。これもネット情報でカリガネソウが咲くと言うので出かけたところ。ちょうど昼食時間だったので喫茶店に入って食事がてら花の所在を尋ねたところ、すぐ近くに咲いているとのことだった。花の時季には遅かったのか、花はわずかしか咲いていなかった。撮影がほぼ終了した頃ようやく雨が小降りになってきた。2日間とも撮影中はすべて雨。こんなことも珍しい。それにしても同行者の写真に対する熱意にはただただ感心するばかり。見習わなくては。

ウメバチソウ
カリガネソウ カリガネソウ カリガネソウ アケボノソウ



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