--- 北信州・春の花旅 沼の原湿原・牟礼水芭蕉園 ---

旅   行   日   程    ( 2012年)
5月11日(金)
斑尾高原 -- K97 -- 沼の原湿原 -- K97・K96・K361・K360・R364 --  古関 -- R18・K404 -- 牟礼水芭蕉園 -- K404・K506・K37 -- 若松町 R406・R117・K35 長野I.C (上信越自動車道) -- 更埴JCT(長野自動車道) -- 岡谷JCT (中央自動車道) -- 小牧JCT (東名高速道路) 名古屋I.C


[ 5月11日(火) ]

[ 沼の原湿原 ]
今日は北信州の花旅の最終日。前夜来の雨は止むことなく降り続いている。この日の目的地、斑尾高原・沼の原湿原は、あるWebサイトで写真を見てなんとなく感じが良さそうなところだったのでリストに加えた場所。湿原のある場所は標高830mほどで、昨日の奥裾花自然園の1200mより370mも低いにもかかわらず、積雪量はこちらの方が多い感じ。幸い、湿原の中はほぼ雪が消えかけており、ミズバショウもリュウキンカも雨に打たれていっそう瑞々しさを増していた。湿原の広さは20万平方メートルもあるが、今回はその3分の1ほどを歩いただけ。

斑尾高原 沼の原湿原・ミズバショウとリュウキンカ


雨ということもあって、木立は霧に包まれてロケーションとしては申し分なし。ただ、撮影に際しては傘を片手に持ち、カメラを濡らさないように気を付けなければならない。こんな時に三脚があったならと思うが、いつもの習慣で手持ち撮影なのでシャッタースピードを常に気にしながらの撮影。しかし、そんな苦労もこの素晴らしい景観を見ただけでどこかへ吹き飛んでしまう。雨の強弱によって霧の濃さも刻々と変化し、それを見ているだけでも大きな満足感が得られた。ここは初夏から夏にかけて、ミツガシワ、アヤメ、サギスゲ、ニッコウキスゲ、トキランなどが次々と咲くそうで、季節を変えてまた訪れてみたいところ。

リュウキンカ
ミズバショウ

[ 牟礼水芭蕉園 ]
湿原での撮影が予定より大幅に早く終り、帰宅時間どころか昼食にもまだ早い時刻。さて、どこかへ立ち寄ってから帰ろうと、昨日観光案内所でもらった地図を見ていたら、牟礼水芭蕉園というのが目に止まった。どの辺りかと場所を確認したところ、なんと、昨日行ったばかりの大谷地湿原のすぐ近くだった。とにかく他に行くあてはなし、ダメ元で行ってみようと車を走らせた。沼の原湿原からはおよそ25km。距離的にはそれほど遠くはない。ナビを「いいづなリゾートスキー場にセットして現地へ着くと、スキー場のすぐ向かい側に「むれ水芭蕉園」の標識があった。

牟礼水芭蕉園・リュウキンカ


園内に入ると、夥しいリュウキンカとニリンソウが混在して咲いていたのにはまずびっくり。生憎の雨でニリンソウは花を閉じており、もしこれが開いていたらさぞかし壮観なものだろうと思った。木道の散策路をゆっくり歩いて40分もあれば一回りできそうな広さ。ここのミズバショウはほとんど葉が伸びてしまっており、写真にはちょっと不向き。今回の旅行では、ミズバショウ、リュウキンカは満腹になるほど見れたので、そこそこ撮影して帰途についた。

リュウキンカ リュウキンカ リュウキンカ ミヤマエンレイソウ
ミヤマエンレイソウ ミズバショウ ミズバショウ ミズバショウ




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