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礼文・利尻の花めぐり 〜 プロローグ 〜

[ 五度目の北海道 ]
シリーズ「北海道の自然を訪ねて」は、2004年の「道東の湿原と湖めぐり」の旅に始まって、「道北の原生花園と島」、「釧路湿原・鶴の舞」、「大雪山と湿原巡り」と回を重ねてきた。礼文島・利尻島へは2005年にも訪れているが、それぞれの島で1泊してレンタカーで一回りしただけの慌ただしい旅行だった。5度目となる今回は、これまでの周遊形式の旅行と趣を変えて礼文島で5泊、利尻島で2泊とじっくり腰を据えて撮影しようという試み。

礼文島については、車で入ることができない西海岸側に絶景ポイントや野草の群生地があり、そこへは自ずと歩いて行かなければならない。インターネットでいろいろ調べてみると、見たいところをすべて歩いて周ろうとすれば最低5日間程度は必要のようで、前後の旅行日を加えると最短でも5泊6日が必要という結論となった。

利尻島でこの島特有の高山植物を見るためには、少なくとも利尻山8合目以上へ登る必要がある。しかし、この山の頂上付近には山小屋が無いため、日帰り登山を覚悟しなければならない。しかも、海抜220mの登山口から1,719mの頂上までの標高差は約1,500mもあり、所要時間は10時間から12時間とあっては野草散策どころではなく、今の自分では登って降りてくるだけでも精一杯であり、登山は断念せざるをえない。そんなわけで、今回は前後の旅行日のほかに丸一日を野草散策に充てるため、利尻島では2泊することとした。

礼文島で5連泊、利尻島で2連泊の旅行はちょっと贅沢な感じがするかもしれないが、雨でも降れば歩くことは可能であっても野草撮影はできそうもなく、本来ならばたとえ1日でも予備日が欲しいところ。そうした意味から言えば7泊8日の日程はギリギリの期間であると言える。(結果的には旅行期間中、幸いにも雨の日は1日だけだった。)

このホームページでは、訪れた先でどんな野草が見られたかを記録するとともに、読者にご紹介するのを目的としているので、結果として異なる場所で撮影したものであれば、同じ種の野草かどうかにかかわらず掲載している。また、できるだけ多くの種類の野草を掲載するため、中には写真としての出来映えに首を傾げられることもあろうかと思われるが、趣旨を斟酌していただき、ご容赦をお願いしたい。

[ 旅行日程 ]
 今回は、春先から野草の開花時期が乱れており、日程を決めるのにもいろいろ悩んだ末、レブンアツモリソウに照準を当てて、なおかつ、雪解け後に咲く野草が多く見られそうな時期を選んだ。

2010年

主     な     行     先

6月06日()  中部国際空港 〜 稚内空港 〜 礼文島
6月07日(月)  礼文島 桃岩歩道散策
6月08日(火)  礼文島 礼文林道 〜 礼文滝 〜 礼文林道
6月09日(水)  礼文島 雨のため宇遠内散策に代えて、レンタカーで島内めぐり
6月10日(木)  礼文島 4時間コース散策(スコトン岬 〜 浜中)
6月11日(金)  礼文島 〜 利尻島 大ポン山散策
6月12日()  利尻島 レンタカーで島内めぐり

6月13日()

 利尻島 〜 稚内空港 〜 中部国際空港


[ 撮影機材 ]
 今回は野草と風景の撮影に絞っての装備。三脚、アングルファインダー等の付属品類は思い切って省略した。

 ●カメラ
  1. Canon 20D
   レンズ(10mm〜22mmズーム、24mm〜105mmズーム、70mm〜300mmズーム、90mmマクロ、PLフィルター 2枚)
  2. 予備電池 1個、充電器 1個、2ギガバイトCFカード 予備1枚。
  3.
カメラ用雨カバー

 ●その他
  1. ストレージビューワー EPSON P-2000 40GB・・・CFカードデータ読込用


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