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木曽路の秋景色
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08年11月5日(水)
１１月に入って、野山に咲く花も淋しくなってきた。時期的には紅葉の季節でもあり、渓谷と紅葉がうまちマッチした場所をと思って久々に木曽路を訪れた。結果的には意図したような場所を見つけることができなかったが、渓流の水の色だけはいつもと変わることなく美しかった。
柿其渓谷のハイキングコースを歩くとこの渓谷で最も有名な「牛ケ滝」がある。ここの滝壺の水は深いエメラルドグリーン。訪れた時刻が早かったので水面が影になっており、画像では本来の色がうまく表せなかったのが惜しい。阿寺渓谷の水は、あくまでも澄んだコバルトブルー。柿其渓谷も阿寺渓谷も、撮影には光のコントラストがあまり強くない方が良く、明るい薄曇りの日の正午前後が一番適しているようだ。
出かけるときは開田高原へ行く予定ではなかったけど、好天に誘われて脚を伸ばした。国道３６１号線から旧飛騨街道へ入ると地蔵峠を越えて開田高原に向かう。峠の頂上付近には展望台があって、正面に御嶽山、右手には乗鞍岳を望むことができる。峠の少し手前には「唐沢の滝」がある。近くまで行くと、すでに車が４,５台止まっていてカメラマンが数人写真を撮っていた。
