本州・四国連絡橋の一つ大鳴門橋


 私が遊ばせていただいているホームページのオフ会が徳島で開催され、1年ぶりにメンバーの皆さんと再会した。今回の参加は11名。夫婦連れが3組と、家族付き合いのように気楽な会で楽しいひと時を過ごすことができた。幹事役を勤めてくれたメンバーの入念な下準備のお陰で、盛り沢山なメニューにもかかわらず楽しく観光することができた。感謝。

[日 程]

07年5月27日(土)
高速鳴門集合(昼食) ===> 大鳴門橋(渦の道)見学 ===> 森陶器(大谷焼見学)===> 四国霊場一番札所霊山寺 ===> 御所のたらいうどん松の屋 (夕食) ===> 阿波踊り会館 ===> ホテル
07年5月28日(日)
ホテル ===> 眉山ロープーウェイ ===> ドイツ館 ===> (昼食) ===> 阿波十郎兵衛屋敷 ===> 徳島空港 ===> 高速鳴門(解散) 

 天気予報では2日間とも雨となっていたが、初日は曇りながらなんとか持ちこたえ、2日目は晴れ間さえ見えるほどの天気となった。阿波踊り会館では、本場の阿波踊りを堪能し、阿波十郎兵衛屋敷では浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」の鑑賞と、地元徳島の伝統芸能を楽しんだ。

大鳴門橋で 鳴門の渦潮 徳島市の吉野川 鳴門市ドイツ館


 「森陶器」は、徳島の伝統工芸「大谷焼」の窯元で、茶室のある庭で涼やかな音を聴かせてくれる「水琴窟」の製造で有名なところ。「鳴門市ドイツ館」は、第一次世界大戦時のドイツ兵俘虜収容所があったところで、ドイツ兵俘虜と地元との交流を今に伝える記念館。ここは、ドイツ兵によるベートーヴェンの交響曲第9番が日本で初演されたところ。

 旅行中、もちろん花の写真も撮った。花の種類はそれほど多くはなかったが、歩きながら目に止まったものをご紹介しよう。掲載順序は旅行日程とは異なる。

マンテマ ドクダミ ニワゼキショウ
ムラサキカタバミ ハコネウツギ ムラサキハナナ

 「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」。阿波踊りは、様々な踊りが城下の町衆の踊りに取り入れられ、変化しながら現在の姿になったものだという。阿波踊りの賑やかなお囃子は「日本の音風景100選」にも選ばれている。この日は「えびす連」による踊り。

艶やかな踊り コミカルな踊り 男も・・ 子供も・・。

 
 今回の旅行は花の撮影が目的ではないので、観光の移動途中や見学時間のちょっとした時間を利用してのもの。そのため雑草の類が大半を占めている。そうはいっても花の美しさは例え雑草であっても変わることはない。

キツネノボタン ダイコンの花 カタバミ ユキノシタ
クサノオウ シラン ニワゼキショウ ノハナショウブ
スイレン ヒナギキョウ オオスミミドリカミキリ

 阿波十郎兵衛屋敷では地元の人による浄瑠璃「傾城阿波の鳴門」が上演された。巡礼姿のお鶴がお弓の屋敷を訪れ、実の母とも知らず「ととさんの名は阿波の十郎兵衛、かかさんの名はお弓と申します」の台詞は余りにも有名。義太夫の太棹の音色はこんな哀愁を語り・奏でるにはよく似合う。語り奏者が今にも涙をこぼさんばかりの顔で演じていたのが印象的だった。

再会 別れ 引き戸を挟んで 人形はこの人たちが

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