夏の通勤路  

Vol.4

05年7月7日(木) 七夕
 朝方は梅雨の晴れ間で青空も覗いていたけど夕方から曇り空。今日は七夕。七夕伝説は、古代中国から日本に伝えられた後、奄美地方の「天の羽衣」の伝説と溶け合って今に語り継がれている。いつもは天の川を隔てて暮らしている牛飼いの牽牛(彦星)と天帝の娘織姫(織女星)が天帝の許しを得て1年に1度だけ逢うことを許された日。

 星座では,二つの星は白鳥座の中にあり、1等星アルタイルが牽牛、ベガが織姫となる。白鳥座は、ギリシャ神話の世界では、大神ゼウスが見初めたスパルタ王后レダに会いにいくため、白鳥に変身した姿と伝えれている。七夕伝説に登場する天の川にかかるかささぎの橋は,白鳥座の羽根の部分に当たる。

 名古屋では雲のカーテンに隠されて二人の逢瀬を見ることができなかった。元々恋は秘め事。そっとしておいたほうがいいのかもしれませんね(笑)。

 昨日、出勤途中と帰宅途中に寄り道して花を撮った。いつものコミュニティー道路を一筋離れて歩いたら、新しい花に出会うことがでた。花の中には1日で閉じてしまう種類もあるとか・・・、再び見ることができるのはまた来年という意味では七夕の物語と相通じるところがあるのかもしれない。

ムラサキツユクサ

ランタナ サルスベリ ブルースター
 

ヒメオウギズイセン

   
ヒルザキツキミソウ クチナシ   テッポウユリ



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