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木曽路の野草
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Vol.14
12年10月11日(木)
ある日、古くからお付き合いのある野草仲間のブログを見ていたら、阿寺渓谷に咲くダイモンジソウの写真を見かけた。これまで秋に野草散策でこの地を訪れたことがなかっただけに全く気が付かなかった。ここの渓流の美しさは天下一品で、場所的には申し分ないところだけに、早速現地に行ってみることにした。川岸へ降りれそうなところを見つけては下へ降り、四か所目でようやくダイモンジソウが咲いている場所を探しあてた。
撮影を始めた最初のうちは光が強くて思うような水の色にならず、しばらく粘っていたら空が薄曇りになり、なんとか鮮やかなコバルトブルーを撮ることができた。写真は光の芸術と言われるがまさにその通りで、ライティングひとつで全く印象の異なる写真となる。この後にも別な場所でダイモンジソウの撮影を予定しており、先日の奥伊吹での失敗と今回の撮影が大いに参考となった。
