木曽路の野草  

Vol.13

12年6月30日(土)
今回もオオヤマレンゲを求めて木曽路へ。約1週間を経過しているので花数も増えているだろうと期待したとおり、数本の木にあの白くたおやかな花が咲いていた。どれも開花してから間もないらしく、傷みもなくちょうど良い開き具合だった。まだ蕾がたくさんつけていたところからすると、少なくとも向こう1週間ぐらいは楽しめそう。駐車場には観光バスも何台か停まっていて、老若男女で賑わっていた。どうやらこれらのお客さんたちは、花よりトレッキングか森林浴のようだった。

オオヤマレンゲ
オオヤマレンゲ

もう一つの目的は赤沢渓谷のキソガワサツキ。前回訪れたときはほとんど花が咲いてなくてがっかりしたのだが、今回はあちらこちらの岩の上で咲いていてくれた。ここでの撮影を終え、ちょっと足を伸ばしてショウキランの咲く場所へ立ち寄ってみたところ、2株ばかり見つけることができた。花はもう終盤を迎えており、かなり傷んでいるものもあった。去年とほぼ同じ日の訪問なのに、この花も綺麗な姿が見られるのは僅か数日というところか。ここでも先日出会ったばかりのコバノフユイチゴが多く見られた。

キソガワサツキ(サツキツツジ)
キソガワサツキ キソガワサツキ ショウキラン オドリコソウ



inserted by FC2 system