海辺に咲く野草  

Vol.6

11年10月26(水)
 ソナレセンブリを見に出掛けるのは3回目となる。今回は写真仲間と連れだっての撮影。現場は狭い上に一方が断崖絶壁となっているため、多人数での撮影は危険であるため、せいぜい3,4人までが限界。以前からこの地を訪れているという方の話では、かつては一面に花が見られたというが、残された花からはとてもそんな姿は想像できず、今では少ない花を交代で撮影するといった有様である。

ソナレセンブリ
ソナレセンブリ

 昨年は珍しさも手伝って、アップ写真ばかり撮ったが、今回は少しでも花風景的な写真をとかなり引いた写真も撮ってみた。ところが花が海の方向に向いて咲いており、しかも斜面が岸壁に向かって落ち込んでいるため、カメラポジションが難しい。テラス状のところに咲いていてくれれば申し分ないのだが、そこが自生環境下での野草写真撮影の難しさでもある。

ソナレセンブリ
ソナレセンブリ

 ソナレセンブリの咲く場所ではイソギクはまだ堅い蕾。昨年も訪れた岬へ行けばひょっとして咲いているかもと思い、現地へ行ってみると駐車場へ入る手前から工事のため通行止め。どうしようかと考えていたら近くに居たガードマンが目的の場所への近道を教えてくれた。そこでは幸運にもツワブキが満開状態。おまけにシオギクまで咲いていたがこれは植栽。帰り道、堂ヶ島を通りがかるとちょうど夕陽が沈みかけていた。

ツワブキ
イソギク ツワブキ ツワブキ ツワブキ



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