海辺に咲く野草  

Vol.13

13年11月27(水)
前回に伊豆へ来た時はアゼトウナを撮るつもりが時期早尚で図らずもソナレセンブリがメインとなってしまた。それはそれで思わぬプレゼントで結果オーライというところ。今回はイソギクがお目当て。これまでの経験から11月下旬が見頃だと分かっていたので訪問時期のタイミングはドンピシャ。過去にもこれだけ多くの花が咲き、しかも満開であったことはない。しかも天気は上々で空も青くイソギクを撮るには絶好の条件が揃った。

イソギク
イソギク

海を見下ろす絶壁の頂付近にも花が咲き、花風景写真の撮影には願ってもないロケーション。海の色も青空を映して深い青。海底の岩礁が浅瀬にあるところでは緑色をしており青と緑のグラデーションがとても美しかった。現地に着いたのは9時を少し回った頃。その時は雲が多かったが次第に晴れ上がってきて、昼近くには快晴となった。そこで最初の頃に撮ったのを改めて撮り直した。同行者もあちらこちらと良いポイントを求めて歩きまわり存分に堪能したようだ。

イソギク
イソギク

下欄の最初の4枚は海面のさざ波が太陽の光を受けてキラキラ輝いていたので、光の粒を玉ボケにしてみたもの。風が吹くとさざ波がより細かくなり光が揺れる。そんな時を狙うのだがなかなかタイミングをとるのが難しかった。途中でこんな時は連写にするべきだと気が付いたが後の祭り。アゼトウナも意外に状態の良い花が咲き残っていた。ツワブキは最盛期を過ぎて傷みがきている花も多かった。下欄の写真の玉ボケは林の木の葉が光っていたので玉ボケにしてみたもの。

イソギク
アゼトウナ ハマエンドウ ツワブキ ツワブキ



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