海辺に咲く野草  

Vol.1

09年10月10日(土)
 秋も深まり、次第に野に咲く花も少なくなってきた。こんなときは海岸に出ればなんとかなる。というのがこれまで経験で得た知識。いつもは伊良湖へ向かうのだが、今回はもう少し足を延ばして静岡県まで遠征。もちろん、ただむやみに出かけたわけではなく、お目当ての花が一つ二つあってのこと。しかし、この時期では花が咲くには少し早いので、せめて咲いている場所なりとも確認しておきたいと、いわば下見を兼ねての花散策。

アゼトウナ
ヒロハクサフジ ヒロハクサフジ キハギ キハギ

 海岸へ出てみると、岩場にはもうお馴染みとなったアゼトウナが早速お出まし。その傍には淡い青紫色をした花。さてはハマエンドウかと思いきや、どうも雰囲気が違う。そういえば、ハマエンドウは春から初夏にかけて咲く花だ。調べてみたらヒロハクサフジだった。キハギは今が盛りの花。ちょっとした里山などで頻繁にお目にかかる。この写真では本来の澄んだ紫色を出すことができなかったのが残念。ハマエノコロも海岸ではよく見かける花。逆光に光る穂を、との想いだったがイマイチ。

ハマエノコロ ハマエノコロ ヌマダイコン ヌマダイコン
フユノハナワラビ イガアザミ ソナレムグラ ソナレムグラ

 海沿いに散策路があって、丘よりは少し高いといった感じの山道を歩いていたらヌマダイコンがかなり咲いていた。岩場のようなところでソナレムグラを発見。小さくてピンボケながら初見の花なので捨てるに忍びす掲載した。フユノハナワラビは去年覚えたばかりの花。ちょっとした林の中に群生していた。ハマグルマ、ハマアザミは伊良湖でもお馴染みの花。

クロミノオキナワスズメウリ ハマグルマ ハマアザミ



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