北陸の野草  

Vol.2

13年3月26日(火)・27日(水)
昨年に引き続いて北陸の雪割草の山を訪れた。今回は天気にも恵まれ思う存分写真を撮ることができた。初日、現地へ着いたのは午前9時半。前日から冷え込んでいてこの日も気温が低かったためか、花は5分から6分咲きの状態。時間の経過とともに気温は上がり、徐々に花も開いてきたがそれでも下山する頃になってようやく7分から8分咲きぐらいになった。花は数も咲き具合も申し分なく、翌日も天気が良さそうなので大いに期待が持てる。

スハマソウ
スハマソウ

散策路脇に咲く花は白花が多い。聞くところによると、ここもやはり盗掘が酷くて色のついた花はとくに被害に遭っているらしい。もちろん、散策路には保護ロープも施されて厳重に管理がなされているのだが、それでも盗掘が後を絶たないという。嘆かわしいことである。それはさておき、そんな中でも探せば姿形や色の異なった花が多くあり、被写体にはこと欠かない。しかし、自生環境は幹の細い樹木が密生しており、そのどれもがぐにゃぐにゃと曲がった姿をしている。花風景写真を撮るには厳しい条件である。

スハマソウ
スハマソウ

翌日は天気予報通り、朝起きて外を見れば快晴。気温も前日より暖かでこれならば花もよく開く。9時半ごろ宿を出て現地に着くと既に花は全開状態。午後2時ぐらいまでひたすら撮影。そうこうしているうちに空が曇ってきた。帰宅時間を考えるとそろそろ下山時。帰路、高速道路を走っていたらポツポツと雨が降り出した。今回は、写真の出来映えはともかく思う存分花を楽しむことができて満ち足りた気分で家路に向かった。

スハマソウ
スハマソウ



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