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南信州・奥三河 夏の野草 |
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Vol.9
10年6月21日(月)
今年もキンセイランの季節がやってきた。ただし、残念なことに年々その数が減っており、近々絶滅してしまうのではないかという恐れすらある。ほとんどは盗掘によるもので誠に嘆かわしい限りである。それはともかく、名古屋から現地へ向かう途中に大木に着生しているセッコクが見られる。こちらの方は樹上高くに咲くので盗掘に遭うこともなく、今年は昨年より花数が増えているようにみえた。
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セッコク |
セッコク |
シロバナシナガワハギ |
シロバナシナガワハギ |
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トチバニンジン |
トチバニンジン |
トチバニンジン |
ヒトツボクロ |
この日は通い慣れた場所ながら、それでも初見の花が3種。シロバナシナガワハギ、トチバニンジン、ヒトツボクロがそれである。ただ、ヒトツボクロはもう遅かったようで惨めな姿だった。その代わり、生きのよいカキノハグサに沢山出会えた。もちろん、お目当てのキンセイランもあったが、こちらは僅かに2株だけ。