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南信州・奥三河 夏の野草 |
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Vol.8
09年8月14日(金)
約1か月ぶりの奥三河となった。この時期はレンゲショウマ、イワタバコ、マネキグサと、野草好きな方にとって人気がある花が続いて咲き、いろいろなホームページを賑わせている。この間、長野の山や伊吹へ出かけていたのでそれらを横目に見ながら、"お盆が過ぎたら"
と思って満を持していたけれど、とうとう我慢がならず出かけてしまった。結果はそれが良かった。そのおかげで、もう終わっているだろうと諦めていたイワタバコ、マネキグサにも会えたのだから。
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オトギリソウ |
オトギリソウ |
マツムシソウ |
クルマバナ |
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セリバシオガマ |
この日は面ノ木を振り出しに、5カ所ばかりの花スポットを見て回った。中でもメインはセリバシオガマ。昨年は8月6日に撮影したので
"ちょっとタイミングが遅れたかな"
と心配したが、結果はドンピシャ。薄暗い森の中、光もあまり射さないところなのでどうしてもコントラストが弱くなる。それに三脚がないうえに、シャッタースピードも1/50ぐらいしかとれないのでシートを敷き、そこにカメラを置いて手ぶれを防いでの撮影。
レンゲショウマは4株ほどが花をつけていた。どうもこの場所は苦手。なぜかというと、ニョロニョロと長いものが出てきそうな感じがして気持ちが悪い。それにヒルも居そうで・・・。足元の安全を十分確認したうえで撮影に入る。ここは雑木が輻輳しているので背景の整理に気を使う。カメラアングルと露出の選び方が写真の出来映えを大きく左右しそうな場所。まだ蕾が沢山ついていたところを見ると、もうしばらくは花を楽しめそうな雰囲気。
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レンゲショウマ |
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ジャコウソウ |
ヤマジノホトトギス |
イワアカバナ |
シデシャジン |
愛知・長野県境付近まで行ってイワタバコを見た帰り路、マネキグサを見に寄り道をした。他の掲示板では地元の人に刈り取られて無くなってしまったとの情報もあったが、念のためにと思って寄ってみたらまだいくつか花をつけている株があった。ジャコウソウは初見の花。イメージしていたものよりずっと大きく、花も地味な感じ。傍にはヤマジノホトトギスが沢山咲いていた。