南信州・奥三河 夏の野草  

Vol.25


15年7月10日(金)
この日のメインの花はギンバイソウ。他のブログやホームページで時々見かけるようになったが花の時季には少し早そうなので1週間ほど様子を見てから出かけることにした。ギンバイソウだけではちょっと味気ない気もするのでキソキバナアキギリのポイントにも寄ってみた。「もう終わってしまったかな」とも思ったが、現地へ行ってみると残り花が数輪。

キソキバナアキギリ
キソキバナアキギリ

さて、お目当てのギンバイソウ。わずかに早かったようだが、逆に花は新鮮そのもので、虫に喰われた跡もなく真白な花姿。空が曇っていただけにコントラストが弱く、輝くような白とはいかなかったものの、落ち着いた色合いに撮れたと思っている。木立を背景に、木洩れ日を配してとイメージは膨らむが、なかなか良いアングルが見つからない。

ギンバイソウ
ギンバイソウ

最近は同じカメラポジションでもできるだけ横位置と縦位置の両方を撮るようにしている。被写体と背景との関係でどちらが良いか迷うこともあり、撮影後に悔いを残さないようにするための措置でもある。次に向かったのは茶臼山。ここではアクシバが目的の花。最初は花がないように見えたがよく探してみたらアッター!。この頃山は濃霧に包まれて良い雰囲気。そんな感じが出せたらと思いつつ夢中でシャッターを切った。

ギンバイソウ
アクシバ

いつも立ち寄る湖にも行ってみたところ。湖岸にノハナショウブが咲いていた。霧は風に吹かれて濃くなったり薄くなったりするので対岸が僅かに見える程度の頃合いを見計らって撮影。面ノ木にも立ち寄ったがこちらはほとんど花を見かけず、わずかにイチヤクソウが1輪。霧にかすむ木立を背景にパチリ。

ノハナショウブ ヤマアジサイ バイケイソウ イチヤクソウ



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