南信州・奥三河 夏の野草  

Vol.18


12年8月12日(日)
お盆に入ったとたん、まるで梅雨のような空模様。天気予報を見ると連日傘マークが付いている。どのみち高速道路は帰省客で渋滞しているだろうから晴れ間を求めて遠出というわけにもいかない。たまたまこの日の天気は不安定ながらも晴れ間が見えたので、先日の野草散策でお目当ての花が開花寸前だったのを思い出し様子見がてら出かけた。ところが現地へ行ってみると、咲いているはずの花が無残にも茎の中ほどから無くなっていた。きっと猪の仕業だろう。ガッカリ!。

セリバシオガマ
セリバシオガマ

この付近で他に花が咲く場所は思い当たらない。仕方なく先日訪れたセリバシオガマのポイントを再度訪れてみた。前回から4日経って花数はやや増えていた。今回も三脚持参だったのでISOを200にセットし、さらにリモートスイッチをカメラに装着。背景が黒潰れしないようにカメラアングルを上向きにして木洩れ日を入れた。絞り値をいろいろ変えて玉ボケの大きさを調節。玉ボケが多すぎるとウルサイ感じになってしまうから構図が難しい。

レンゲショウマ
レンゲショウマ

最後はレンゲショウマ。なんとか2輪だけ咲いていた。撮影を始めてから間もなく、雨がポツリポツリと降ってきたと思ったらすぐに本降りになってしまった。車まで戻ってしばらくの間様子を見ていたが一向に止む気配はなく諦めて帰宅することにした。下欄の写真は途中で立ち寄ったところで撮ったもの。ツリガネニンジンに「?」マークが付いているのは、ミヤマシャジンにしては草丈が大きいし、シベが花の下まで出ているところからするとソバナでもない。ツリガネニンジンにしては花が輪生しておらず、花も少し大型だったので、はっきり同定ができなかったことによる。

ツリガネニンジン? イワタバコ コイチヨウラン コイチヨウラン



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