南信州・奥三河 夏の野草  

Vol.14


11年8月15日(月)
 レンゲショウマがいろいろなサイトの掲示板を飾るようになった。時季を逸してはならじと奥三河へ。この場所は昨年になって初めて知ったばかりで、木立に囲まれた雰囲気が良いことから撮影にはうってつけの場所。しかし、自生のものかどうかという点になると「?」。それはともかくとして、いつもこの時期になると開花が待ち遠しくなる花である。ここでの撮影を終えて車に戻る途中、ヌスビトハギが数株咲いていたので玉ボケを配して撮ってみた。

レンゲショウマ
レンゲショウマ レンゲショウマ ヌスビトハギ ヌスビトハギ

 レンゲショウマを撮り終えてから元の道へ戻り、オオキツネノカミソリの群生地へ立ち寄った。花はちょうど満開を迎え、今が見頃。林をオレンジ色で染めるかの如く、どの花も勢いよく咲いていた。木立を背景にいろいろ撮ってみたが、どうも絞り値を誤ったようで、もう少し背景がボケているほうが良い。レンズは24-105mmの標準ズーム。ワイド端に近い位置にズームを合わせたため焦点深度が深くなっているのを失念したらしい。絞りの選択は誠に難しい。

オオキツネノカミソリ
オオキツネノカミソリ

 次はセリバシオガマ。天気は晴れたり曇ったりしていたので、出来るだけ晴れ間を狙って撮った。背景が暗くなり過ぎないように木洩れ日を活かしたつもりなのだが、いくぶんコントラストが弱く、花弁の質感があまり出ていない。また来年の宿題としておこう。最後はエンシュウツリフネソウ。これは今回初めての場所。まだ咲き始めたばかりで、ほんの数輪しか咲いていなかった。

コイチヨウラン コイチヨウラン セリバシオガマ セリバシオガマ
ミゾホオズキ エンシュウツリフネソウ エンシュウツリフネソウ エンシュウツリフネソウ



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