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南信州・奥三河 夏の野草 |
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Vol.10
10年8月21日(土)
珍しいランが咲いているとの情報を得て、早速車を飛ばした。現地へ行く前に、前回の散策ではまだ蕾すらなかったマネキグサの様子を見に立ち寄ったら、ようやく2株ばかりが花をつけていた。やはり今年は開花が遅い。そこへ行く途中の路では先日も見かけたヤマホトトギスがかなり花数を増やしていた。中には斑紋がほとんど消えているような個体もあり、面白かった。
マネキグサを撮っている間中、藪蚊の集団攻撃を受け、数か所刺されてしまった。今後あの場所へ行く時は必ず防虫スプレーを用意しておこう。目的地へ行くまでの道すがら、ところどころで車を停めては気ままに撮影。フシグロセンノウやムラサキニガナがほんのわずかながら綺麗に咲いていた。マツカゼソウは名前を聞いただけでも涼しくなるような感じがするが、現物もまた可愛い。
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マツカゼソウ |
ツユクサ |
フシグロセンノウ |
ムラサキニガナ |
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ゲンノショウコ |
ゲンノショウコ |
オオヒナノウスツボ |
オオヒナノウスツボ |
ところどころにゲンノショウコが顔を出していた。朝の太陽は程良く雲のスクリーンがかかって柔らかな光。撮影にはお誂え向きの感じ。オオヒナノウスツボは初見の花。これで今年はサツキヒナノウスツボ、ヒナノウスツボを含めて3種類のヒナノウスツボを見ることができた。一度花を見るとそれ以降は度々みかけるようになるのは不思議。それぞれが微妙に開花期間が異なり、自生する環境の影響からか草丈も多少異なっている。
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ナツエビネ |
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レンゲショウマ |
レンゲショウマ |
ミゾホオズキ |
ママコナ |
今回のメインディッシュ?
はナツエビネ。よく手入れされた杉林の中に残っていただけでも奇跡的。たった1輪だけだったがやはり美しい。この日は4カ所を周っての花散策。それぞれの場所でいろいろな花にお目にかかれた。ちょっとしたせせらぎにソバナの姿を見かけたのは意外だった。この花はやはり高山に咲くイメージが強かっただけに驚いた。ナンバンハコベは咲き始め。
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ニガクサ |
ミヤマタニワタシ |
ソバナ |
ツリフネソウ |
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キンミズヒキ |
ナンバンハコベ |
ナンバンハコベ |
ナンバンハコベ |