南信州・奥三河 春の野草  

Vol.5

10年3月26日(金)
 この日は東三河から奥三河、南信州にいたるまでのロングドライブとなった。ツタバウンランは初見の花。東三河のとある駐車場の片隅に群生していた。ちょいと見にはサギゴケと似ている。そこからいよいよ北上を開始。設楽でイヌナズナ、タマゴケを見た後、奥三河へ。2年ほど前に野草仲間から紹介された場所を散策してみた。国道から林道に入って少し歩くと、ニッコウネコノメソウがワンサと生えていた。

ツタバウンラン ツタバウンラン イヌナズナ タマゴケ
ニッコウネコノメソウ

 沢に降りれば少しは変わった花が見られるのではないかと思って行ってみると、なんとキバナハナネコノメの群生を発見。他所にある花はどちらかと言えばシベが黄色っぽいが、ここの花はシベの色が濃いオレンジ色。それに少しばかり大きいような気もする。環境によって少しずつ色も形も変わるようだ。

キバナハナネコノメ
キバナハナネコノメ

 さらにその傍にはトウゴクサバノオ。風が強くて気温も低く、咲いている花は少なかったものの、かなりの数がまとまって生えている。ちょっと儲けものをした感じ。また機会を改めて寄ってみたい。それにしても、やはり歩いてみると思いもかけない発見があるものだ。

トウゴクサバノオ
スズシロソウ タチネコノメソウ トウノウネコノメ ヤマエンゴサク

 次は、一時アチコチのHPや掲示板をにぎわせたウスギオウレンを見るため、南信州まで足を伸ばした。途中の道では時ならぬ雪。考えてみればまだ3月下旬。標高の高いところでは雪が降ってもおかしくはない。これなら先日他のHPで見た樹氷がみれるかもと、帰路に面ノ木へ立ち寄ったところ、ここでもサプライズ。遠目には桜の花かと思いきや、近寄ってみれば樹氷のプレゼントだった。

ウスギオウレン ウスギオウレン ザゼンソウ ザゼンソウ
面ノ木園地の樹氷



inserted by FC2 system