南信州・奥三河 春の野草  

Vol.3

08年5月26日(月)
 この日も新たな花スポット探しに奥三河から東濃にかけての花散策。結果的に"ここぞ"という場所に出会うことはかったものの、初見の花を3種類(タチキランソウ、ミヤマナルコユリ、クチナシグサ)見つけのがせめてもの救い。数年前までどこを歩いてもギンリョウソウが見つからなかったのが、この日はまるで雨後のタケノコの如く、"そこにも、ここにも"というぐらいだった。

タチキランソウ コアジサイ ユキザサ ツリバナ
カザグルマ ギンリョウソウ ギンリョウソウ ギンリョウソウ

 藪の中に白っぽい萩に似た花を見たとき、一瞬、"スワ! 初見の花か"と思ったが、どう見てもヒメハギ。白い花のようなものは蕾か、それとも花が咲き終わった後はあんな姿になるのだろうか。ミヤマナルコユリはちょっと変わった形をしている。普通のナルコユリは花が茎に沿って直列するのだが、柄は葉腋から葉に沿って斜上し、分枝して2列になって先端に花がぶら下がる。真横から見るとアマドコロとか普通のナルコユリと間違えてしまう。

ミヤマナルコユリ ヒメハギ ヒメハギ クチナシグサ



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