南信州・奥三河 秋の野草  

Vol.4

09年09月20日(日)
 10日ばかり野草散策に出れなくて、少しばかりストレスが溜まっていたが、ようやく出かけることができた。事前に高速道路の渋滞情報を調べてみたら、シルバーウイーク2日目の日曜日とあって東名高速道路も豊田・岡崎間、音羽蒲郡・豊川間でかなり渋滞いそうな気配。これでは走行予定の道のほとんどが渋滞することになり、高速道路を利用する意味がないので、一般道で奥三河へ行くこととした。5カ所ぐらい立ち寄る予定を立てていたので、自宅からの出発時刻をいつもより1時間早めて5時半。

エンシュウツリフネソウ
マツムシソウ マツムシソウ ヤクシソウ トモエシオガマ

 最初は先日訪れたばかりのところ。現地に着いて、車から降りたら半袖シャツでは寒かった。考えてみれば、標高が1000mぐらいあるのだから当然のこと。エンシュウツリフネソウを探したら前回よりかなり花の数が増えていた。それだけに被写体を選ぶことができ、撮影は楽だった。近くに群生しているマツムシソウを撮ってからいつも行く湿原へ。ここでもトモエシオガマ、ウメバチソウ、アケボノソウが花数を増やしている。ウメバチソウは陽が当たらないと青カブリするし、陽が当たれば白飛びするといった具合で、写真を撮るにはいつも苦労をさせられる。

ウメバチソウ ウメバチソウ アケボノソウ アケボノソウ
イナカギク? シュウブンソウ メナモミ ツルボ

 この日は二つの花を探しに出かけたのだが。一つ目のポイントへ行ってみてもそのカケラすら見えない。時期が早すぎたのか、元々ここには花がないのかが分からない。少し間を置いてもう一度訪れてみようと思う。二つ目の花・アケボノシュスランのポイントへ行く途中、シュウカイドウの群落に出会った。これは初見の花。最盛期にはちょっと遅かったようだがまだまだ綺麗に咲いていた。アケボノシュスランは咲き始めたばかりのようだがそれでも10株以上の花が見られた。まだこれから楽しめそう。

シュウカイドウ
アケボノシュスラン




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