南信州・奥三河 秋の野草  

Vol.15

14年9月22日(月)
奥三河へはつい最近訪れたばかり。今回はヤマホトトギスがお目当ての花。よく見かけるホトトギスの仲間には、ホトトギス、ヤマジノホトトギス、ヤマホトトギスがある。花の形も名前と同様によく似ているが、花被片の付き方が少しづつ異なる。ヤマホトトギスが上向きであるのに対してヤマジノホトトギスはほぼ水平。下欄のヤマホトトギスはご覧のように下向きに咲く。

ヤマホトトギス
ヤマホトトギス

これら3種類のホトトギスの中ではヤマホトトギスに出会うことが最も少ない。ということもあって今回は16枚も掲載してしまった。できるだけ明るい背景を選んで木洩れ日などの光を活かしたつもり。花は山際の溝のようなところに咲いており、花の状態もほぼ良好。中には倒れかかっているものも見かけた。

ヤマホトトギス
ヤマホトトギス

この後、数カ所を回って花散策。シモバシラは数が減ってはいるものの花はまずまず。カリガネソウには陽が当たっていて背景とあまりにも光の差が激しく上手く撮れなかった。ここでは早朝か曇天のほうが良さそう。ホトトギスを探しに場所を変えたが見つからず、カラスノゴマ、ミヤマトウバナなどが見られただけ。次ににツルニンジンのポイントへ向かったがここでも良い花に巡り合えず、最後に訪れた場所でようやく花姿の良いツルニンジンを見ることができた。

シモバシラ シモバシラ カリガネソウ カラスノゴマ
ゲンノショウコ ミヤマトウバナ ツルニンジン ツルニンジン




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