茶臼山・春の野草  

Vol.6

10年5月12日(水)
 茶臼山にいろいろな野草が咲くのを知ったのはここ 1,2年のこと。それまでは面ノ木まで足を運んでもその先へはほとんど行かなかった。2008年に茶臼山高原道路が無料化されてからは気軽に行けるようになり、以後は機会あるごとに訪れるようになった。といっても、山頂付近のほんのわずかな範囲を歩いたのみで、ゆっくり散策すればまだまだ色々な野草が見られると思う。

タチカメバソウ
シロバナエンレイソウ ムラサキエンレイソウ

 訪れた日は天気が良くてタチカメバソウのような小さくて真白な花は白飛びしてしまい、写真を撮るにはずいぶん苦労する。その点、エンレイソウははるかにとっつきやすい。花弁を逆光で透かして撮ってみようと試みたものの、イマイチの感は拭えない。今年はホソバノアマナの当たり年なのか、昨年と比べるとはるかに花の数が多かった。

ホソバノアマナ
ホソバノアマナ マルバスミレ

 前回ここを訪れたときにはミツガシワの蕾すら見ることができなかったが、今回はちょうどのタイミング。残念ながら株数はほんのわずかで、しかも散策路の木道からちょっと離れているため、おっかなびっくりでの撮影。数年前から探していたけれど、まさか愛知県下で見ることができるとは思ってもいなかった。ワチガイソウは、それこそ足の踏み場もないぐらい咲いていたが、写真のモデルになりそうな花が少なく、ちょっと心残り。

ミツガシワ
ワチガイソウ ミヤマハコベ ヤマウツボ



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