茶臼山・春の野草  

Vol.3

09年4月10日(金)
 このところ花散策に行けなくてウズウズしていた。なんとかタイミングを見計らって出かけたものの、自宅を出発したのが午前11時45分。最初の目的地に着いたときにはもう午後2時になっていた。この日は4箇所を回る予定を立てていたので駆け足での撮影となった。最初はキバナハナネコノメ。ネット情報では満開には少し早いように書いてあったがその通りで、岩肌がまっ黄色になるのはもう一週間ぐらい先か。少し欲張った日程だったので帰宅は午後7時15分だった。

キバナハナネコノメ
トウノウネコノメ?

 同じ場所に少し形の異なったネコノメソウが咲いていたのでよく見るとトウノウネコノメのようだ。湿った岩肌に咲く感じが出ないかと試みたがなかなか上手くいかない。次はバイカオウレン。この花もネット上で開花を知り、「もうそろそろ見ごろでは」と思って訪れたところ、程よく花が開き名前の「梅花」の雰囲気を感じさせてくれた。「ひょっとしたらヒメイチゲも」と幽かな期待を抱いて周辺を探してみたものの、さすがにまだ時季が早かったようだ。

バイカオウレン
ヒメカンアオイ ヒメカンアオイ ユリワサビ? ユリワサビ?

 バイカオウレンを撮り終わった頃には3時を回っていただろうか。夕暮れの気配さえしていた。もちろん辺りには誰も居ない。下欄のキバナハナネコノメは別の場所で撮ったもの。水色は小川に写った空。この場所はかなりの群生で見ごたえがあった。ただ、欲を言えば、ほぼ平坦なところに咲いているだけに、背景が単調なのが玉にキズ。最後に立ち寄ったところには、コガネネコノメソウもあったがこれも花にはわずかに早い感じ。最後のホクリクネコノメソウは名前に自信が持てないのでやむなく「?」マーク付きとした。

キバナハナネコノメ
コガネネコノメソウ コガネネコノメソウ ホクリクネコノメソウ ホクリクネコノメソウ



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