茶臼山・秋の野草  

Vol.3

07年9月16日(日)
 台風の余波で時折強い雨が降りつのる日曜日、なにもこんな日に・・・とは思ったが、アケボノソウの開花便りを頂いたので様子を見に面ノ木へ出かけた。途中の道でツルニンジンを見つけ、雨を避けながら撮影していたら足元にピンクの可愛らしい花。よく見ればエンシュウツリフネだった。普通のツリフネソウより一回り小さく、花は淡いピンク。葉の下に隠れるように咲いていた。

ツルニンジン。今まで見た中では最も美しかった。
エンシュウツリフネ。薄いピンクが愛らしい。

 面ノ木の湿原ではアケボノソウがちょうど見頃を迎えていた。二人連れのカメラマンがいて話しているうちに「ミカワシオガマがありましたよ」と教えてくれ、わさわざ咲いている場所まで案内してくれた。そこは先日トモエシオガマを撮った場所。言われた花を見ると、確かに茎のあたりにも花がついているものの、図鑑で調べたものとは葉の形が異なる。

 トモエシオガマは頭頂に花を付けるとあったので、これは違うのかなと思うがシオガマギクでもなさそう。いったいどんな名なんだろう。コウシンヤマハッカも自信があるわけではないけれど他にそれらしき花はないのでこの名に。

アケボノソウ。面ノ木でもようやく咲き始めた。
セキヤノアキチョウジ マツムシソウ コウシンヤマハッカ トモエシオガマ?



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