栂池自然園  

Vol.4

15年7月14日(火)
昨日の木曽駒ケ岳に続いての野草撮影。白馬とくれば白馬三山がすぐイメージが浮かび、白銀のコスチュームを身に纏った姿を想像しての訪問。朝、宿の窓から外を観たときには空は綺麗に晴れ渡り申し分のない天気に見えた。山がはっきり見えるようだったら八方尾根に、曇っていたら栂池自然園と行先は決めていて、宿を出てから山を遠望しつつ車を走らせた。

コバイケイソウ コバイケイソウ シラネアオイ シラネアオイ
チングルマ

白馬駅の近くまで来ると残念なことに白馬三山の山腹から上部は雲に閉ざされており、自動的に目的地は栂池自然園になった。テレキャビン、ゴンドラを乗り次いで自然園駅に着き、早速撮影開始。園内のミズバショウ群生地は既に花が終わっており、周遊コースを左回りに歩く。チングルマは雪解け直後のためか、花も傷んでおらず今が盛り。

ツマトリソウ
サンカヨウ サンカヨウ ゴゼンタチバナ ゴゼンタチバナ

大好きなツマトリソウは随所で見ることができた。今回、初めてその名のとおり花弁の周囲がピンク色に染まった花に出会った。今まで何度かこの花を探し求めてようやくご対面。ここではイワイチョウ、マイヅルソウが満開の時を迎えており、ある場所ではシラネアオイがちょうど見頃を迎え、数もいくらか増えているように感じられた。今年はコバイケイソウの当たり年のようでアチコチに群落を作って咲いていたが、背丈はまだ低いにもかかわらず、中には頭頂部が既に茶色に変色しているものもあった。

マイヅルソウ マイヅルソウ イワイチョウ イワイチョウ
ベニバナイチゴ ベニバナイチゴ ミズバショウ キヌガサソウ

キヌガサソウやサンカヨウも咲いてはいたがロケーションがイマイチで証拠写真に留まってしまった。歩きながら目につく花を撮ってはいたものの、肝心の白馬三山が雲の中ではテンションは上がらない。二日間にわたる信州の花旅も天候に恵まれなかったためか、撮影した写真も納得するには程遠い結果になってしまった。次の機会には八方尾根を目指したい。さて、今年中に行けるだろうか?。

オオバミゾホオズキ ベニバナイチヤクソウ ミツバオウレン ノビネチドリ



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