乗  鞍  岳  

Vol.8

12年7月16日(月)
今年は梅雨に入ってからとにかく雨の日が多い。野草散策に出かけようにも花の時季と天気のタイミングが合わない。そんな中でようやく訪れた晴れ間を見て早速乗鞍岳を訪れた。コースはいつもの通り、肩ノ小屋口でシャトルバスを降り、肩ノ小屋までは登山道を登る。ところが、歩き始めてから1分と経たないうちに登山道が雪に埋もれて消えてしまっている。何時も花が咲いているところも雪の下で、どこまでが大雪渓なのか分からない。止むなく雪渓をカニの横這いのようにしてただひたすら小屋まで登った。

ミヤマダイコンソウ コマクサ ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ
イワウメ イワウメ キバナシャクナゲ キバナシャクナゲ

そんな状態だから咲いている花も僅かで、小屋付近まで登ってようやくハクサンイチゲを見ることができた。富士見岳を経由して畳平のお花畑へ行ってみると、ここではハクサンイチゲの葉がようやく地面から顔を出している程度。ループ状の散策路の脇に少しばかり咲いていたものの、絵になるようなところにはほとんど見当たらずガッカリ。帰路に立ち寄った乗鞍高原・一の瀬園地でも大した花はなく早々に引き上げた。乗鞍へは何度も訪れているがこんなことは初めての経験。

ミネズオウ ミネズオウ ゲンノショウコ イチヤクソウ
イチヤクソウ イチヤクソウ チダケサシ ノアザミ



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