木曽駒ケ岳  

Vol.14


15年7月13日(月)
今年最初の木曽駒ヶ岳はチョウノスケソウに照準を合わせた。今までこの花の最盛期に出会ったことがなかったので例年より1週間ほど訪問時期を早めてみた。ただ、積雪量が多いと登るのに危険を伴うのでライブカメラで登山道の状態をチェックし、八丁坂の雪がほぼ消えるのを確認した上で出発の日を決めた。天気の都合から言えば、1、2日ぐらい前の方が良かったのだが、所用があってこの日を選ばざるをえなかった。

木曽駒ケ岳 チョウノスケソウ チョウノスケソウ チョウノスケソウ
キバナシャクナゲ アオノツガザクラ コイワカガミ コイワカガミ

ロープウエイの頂上駅に着いたときはそこそこ晴れていたのだが極楽平へ向かう登山道に入ったとたん、雲が湧き出て来た。途中の路ではミヤマキンポウゲ、コイワカガミ、アオノツガザクラ、チングルマなどが多く見られたものの、種類はそれほど多くはない。極楽平の稜線に出ると強烈な風が吹き募り、花は風に翻弄されて片時も静止することがない。それでも風の勢いが弱くなったときを見計らって撮影をしていたがそのうち雨まで落ちてきてとても撮影どころではなくなり、撤退を余儀なくされた。

ミヤマシオガマ ミヤマシオガマ ハクサンイチゲ イワウメ
シナノキンバイ

ロープウエイ駅に辿りついたときはビショ濡れ。ここで早めの昼食をとりながら雨が止むのを待った。時刻が12時を過ぎた頃にようやく雨が止んだ。このままでは帰るに帰れず、八丁坂を行けるところまで登ってみることにした。チシマアマナを期待したが見つけることができず。他の花も雪解け直後とあって開花している花はごくわずか。千畳敷カールまで戻ってシナノキンバイ、チングルマなどを撮影した後帰途についた。

クモマスミレ ハクサンイチゲ ハクサンイチゲ ベンケイソウ
チングルマ チングルマ ミヤマダイコンソウ ミヤマクロユリ


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