八方尾根  

Vol.8

13年8月5日(水)
白馬へは春、夏、秋と年3回は訪れている。八方尾根には3年ぶりになるが前回が天候に恵まれなかったので今年こそのとの想いが強かった。しかし、2度あることは3度あるの例え通り、今年もまたダメ。白馬駅付近では空が雲一つない上天気だったのに、ゴンドラ、リフトを乗り継いで八方山荘まで行くと白馬三山はすっぽりと雲に覆われていた。天気の事前チェックは十分すぎるほどしていたのに、山の天気ばかりは分からない。

シモツケソウ シモツケソウ シモツケソウ ミヤマホツツジ
ミヤマダイモンジソウ ミヤマダイモンジソウ ミヤマダイモンジソウ ハッポウタカネセンブリ

その内に晴れてくるのではないかと期待しながら撮影にとりかかったところ、天気は良くなるどころか黒い雲まで湧きだしてきた。八方池に着いた途端、ポツポツと頬に冷たいものが当たり始めた。池の水面にはいたるところに水の輪。ゴンドラ駅の乗り場には雷雨注意の張り紙がしてあったので「もしや」と思った。そうこうするうちに雨粒は大きくなり雨脚も早くなった。おまけに雷鳴まで轟き始めた。こうなると命の心配までしなくてはならない。

ハッポウタカネセンブリ ハクサンシャジン ハクサンコザクラ ハクサンコザクラ
タカネマツムシソウ カライトソウ ミヤマコゴメグサ クガイソウ

時刻はようやく12時を過ぎたばかりというのにもう下山。八方ケルンの下にあるトイレでは大勢の人が雷を避けて雨宿り。登山道はすっかり川のようになっていた。小止みになったのでまた下山再開。ところがまたも雨が強くなり、最早ズボンはズブ濡れ。結局撮影できた時間はせいぜい3時間ぐらい。花を楽しむゆとりもなく、帰路についた。

ミヤマクワガタ ヨツバシオガマ ミヤマアキノキリンソウ 不帰の峰



inserted by FC2 system