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西三河・秋の野草 |
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Vol.4
10年10月15日(金)
そろそろダイモンジソウを撮らないと終わってしまいそう、と多少せかされるような気分で出かけた。撮影地を西三河として掲載してあるが、２カ所訪れているのでこのHPの整理の仕方では「名古屋近郊」と「西三河」ということになる。どちらかというと、西三河の方が撮影枚数が多く、出来映えもそこそこだったのでこのホームページのグルーピングとしては「西三河」に分類した。
最初の訪問地は名古屋近郊。自宅からは車で約１時間のところにある。朝の柔らかい光で撮りたかったのでちょっと早めに自宅を出発したところ、現地に到着した頃にちょうど花が朝陽を浴び始めていた。上の写真では花が岸辺にあるように見えるが、実は渓流の真ん中にある岩の上に咲いている。そこへは飛び石状にあるヌルヌルとした岩を伝って行かなければならない。石を薄い膜で覆うような苔が生えているので気を付けないと滑って転倒してしまう。もちろん長靴なしでは無理。
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| ホトトギス |
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| コウヤボウキ |
コウヤボウキ |
ヤクシソウ |
アキノキリンソウ? |
第１ポイントでかなり時間を費やしたので次の目的地へは少し急ぎ気味。目的地が近くなると道幅が狭くなり、山側の斜面にはところどころに花の咲いているのが見えた。車を停めてみるとホトトギス。ちょっとした岩場から垂れ下がるようにして咲くものもあれば、岩棚の上にちょこんと乗っているようなものもある。まだ咲き始めて間もないのか、葉もそれほど傷んでおらず花も透明感があって綺麗だった。
さて、次の目的地は西三河。ダイモンジソウのシベはオレンジがかった赤色で見頃を迎えていた。渓流の岸辺に降りると辺り一面にダイモンジソウが咲いている。渓流と岩、ダイモンジソウがバランスよく配置されているような見栄えの良い場所を選んで撮ったつもりなのだが・・・。帰路、シャクチリソバの群生地へも寄ってみた。思惑どおりここも花が満開。これまで気が付かなかったがアカネも負けず劣らず咲いていた。どちらも小さな花だけに、どうしてもアップの写真になってしまう。
